「あっ!」と思ったのも束の間、外へ飛び出して行ってしまう猫。
猫はその素早い動きから一瞬の隙でも脱走してしまうことがあります。
脱走すると事故に遭っていないか、怪我を負っていないか、無事に帰ってくるのか等々とても心配ですよね。
ここでは猫が迷子になってしまった時の探し方や探す時のポイントなどについて解説します。
迷子になった猫を探す時は慌てずに冷静になることが何より大切です。
必ず見つかると信じて強い気持ちで愛猫を見つけ出しましょう。
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猫が迷子になった時の探し方。まずは「各施設」に連絡しよう
猫が迷子になってしまうと、まずは手当たり次第に自宅近辺を探してみるという飼い主さんが多いと思いますが、迷子になった猫は必ずしも外にいるとは限りません。
もしかすると迷子になっている中で親切な人と出会い保護されている可能性もあります。
猫が迷子になってしまった時は一先ず「各施設」に連絡を入れてみることが大切
各施設とは具体的に、保健所や動物愛護センター、警察や最寄の動物病院などです。
猫が保護された時に預けられるであろう施設に電話で問い合わせて猫が保護されていないか確認してみましょう。
猫の大きさや模様、性別や性格などの特徴のほか飼い主さんの連絡先なども併せて伝え、スムーズな捜索活動ができるようにしましょう。
迷子になった猫の探し方のポイント。探す前に押えておこう
迷子になった猫の探し方にはポイントがあります。
捜索グッズの準備
迷子になった猫はまともにご飯を食べられていない可能性が高く空腹であったり、縄張りから外れた場所にいることで恐怖心を感じている可能性が高いです。
そのため迷子になった猫を探す時は空腹を満たせる「餌」や、恐怖心を軽減できる「自分の匂いがついているおもちゃ」や「飼い主さんの匂いがついた衣類」などを持っていくのがおすすめなのです。
迷子猫の探し方を解説!時間や場所に注意して探そう
では実際に迷子になった猫の探し方を見てみましょう。
迷子から1週間以内の場合
猫は臆病な生き物のため迷子になってから日が浅い場合はジッとどこかに隠れている可能性が高いです。従ってこの場合は自宅から約100m以内を圏内に名前を呼びながら探してみるようにしましょう。
迷子から1週間以後の場合
迷子から日が経っている場合は探す範囲を徐所に広げていきます。
念入りに探しても見つからなかった場合は少しずつ遠くへ、最大で1km程度を目安に探してみましょう。
探す場所
猫は脅えていると安心するために狭くて暗い場所に移動する習性があります。
そのため迷子猫を探す時は「家と家の間」や「車の下」「側溝の中」や「室外機の下」などを中心に探すようにしましょう。
また迷子猫は他人の敷地内に身を潜めることもあるようですので、近所に声をかけた上で物置や裏庭なども併せて探してみてくださいね。
探す時間帯
猫を探す時間帯は普段の様子を思い出してその上で決めます。
迷子になった猫を探す時は優しく適度な声量で探すことが大切です。
飼い主さんの声であっても大声は慣れない場所にいる猫にとっては恐怖心を強まらせてしまうだけですので、あくまでも優しい声で繰り返し名前を呼んで探してあげるようにしてくださいね。
また「雨」など天候の悪い日は濡れることを避けて活動を控える可能性が高いため、天候によっては捜索活動を一旦中止するようにしましょう。
見つけた時の対応
猫を見つけることができたら「猫のほう」から近寄ってくるのを待ちます。
予め用意しているおもちゃや餌などを使って愛猫を誘き寄せましょう。
大きな音には注意しながら姿勢を低くして待ってみてくださいね。
そして猫が近づいてきたら指を鼻に近づけるなどして警戒心を解いてあげて、飼い主だと理解させたタイミングでキャリー等に入れて保護しましょう。
迷子の猫を無事に保護したら各施設への連絡や健康チェックを忘れずに
迷子になっている猫の保護後は各施設へ連絡を入れるようにします。
無事に保護できた旨や感謝の言葉を電話などで一言伝えておくようにしましょう
また外で過ごしている間には風邪を引いたり、寄生虫などに寄生されていたり、思わぬ怪我をしているなどのこともあります。
そのため保護をして少し落ち着いたら動物病院で健康チェックを受けて異常がないかも確認してあげてくださいね。
迷子を今後繰り返さない為には?大切な愛猫の脱走予防をしよう
また病院などで外に連れ出す時は必ず猫用キャリーに入れて連れ出し抱っこをしたまま外に出ないようにすることも迷子の予防をする上では欠かせません。
愛猫に二度と同じ思いをさせないためにも日頃から気をつけるようにしてくださいね。