無邪気に遊びまわる子猫。
そんな子猫の耳をふと見た時に耳の中が汚れていた事はありませんか?
猫は綺麗好きなためグルーミングで清潔を保っていますが、唯一耳だけは自分で綺麗にする事ができません。
そのため耳の中が汚れている時は飼い主さんが掃除してあげる必要があります。
しかし猫を飼ったのが初めてだと耳掃除についての疑問が多くあるもの。
そこでここでは子猫の耳掃除のやり方や注意点、そもそも耳掃除はいつから必要になるのか等について解説します。是非参考にしてみてくださいね。
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子猫の耳掃除を始める時期は耳の中の状態によって異なる
子猫の耳掃除をいつから始めるかはその子猫の耳の中の状態によって異なります。
そのため子猫の耳掃除を始める時期は実際に子猫の耳の中を確認してから判断する必要があります。
子猫の耳を掃除する時に必要なものや掃除の方法
子猫の耳を掃除する時に必要なものは多くありません。
用意するべき物は「コットン(清潔なもの)」と「耳用クリーナー」の2つだけです。
それでは実際に耳掃除のやり方を見てみましょう。
- まずはしっかりと手を洗って清潔な状態にします。
- 猫がリラックスしている状態である事を確認します。
- コットンやガーゼにクリーナーを適量湿らせます。
- 猫の顔を優しく固定しながら耳を軽く引っ張ります。
耳の中が見え難い場合は「耳の先を裏側にめくるようなイメージ」でやると見えやすくなります。 - 中の汚れが確認できたら用意してあるコットン等に指をのせて奥から手前に滑らすように優しく拭き取ります。
- 見える範囲の汚れが拭き取れたら掃除完了です。
子猫の耳掃除をしてあげる時に気をつけたいこと
簡単な子猫の耳掃除ですが行う時にはいくつか注意したい事もあります。
綿棒は使わない
綿棒を使って子猫の耳の掃除をしてしまうと、万が一、子猫が暴れたりした場合に怪我をさせてしまう可能性があります。
耳掃除をしている時に子猫が動かないという保証はどこにもありません。
飼い主さんの爪を切っておく
耳の掃除中は思わぬ動きをする可能性があります。
爪が伸びていると耳の中の皮膚を傷つけてしまう危険があるため、耳の掃除をする前は爪のお手入れをしておくようにしましょう。
強い力で擦らない
猫の耳はデリケートです。
強い力で擦ってしまうと皮膚が刺激されて痛い思いをさせてしまう事になりますので注意が必要です。あくまでも優しく拭き取ってあげるようにしましょう。
奥まで取ろうとしない
耳掃除をしてあげるとなるとなるべく綺麗にしてあげたいですよね。
しかし、必要以上のお手入れをしようとすると思わぬ怪我をさせてしまったり、耳掃除に対してトラウマを作らせる事もありますので、基本的には目に見える部分の汚れだけを掃除してあげるようにしましょう。
傷つけないように優しく行ってあげてくださいね。
子猫が耳の掃除を嫌がる時の対処法について
一方で猫は体を固定されると恐怖心を覚えると言われており、耳掃除に限らず爪切りなどの時も激しく暴れて逃げようとする事は少なくありません。
日を改めてまずは耳を触られる事に対しての免疫をつけさせるところから始めましょう
子猫がリラックスしている時に撫でてあげるついでに顔周りや耳も一緒に触ってあげるのがおすすめです。
繰り返し行えば耳を触られる事に対しての警戒心が徐所に薄れさせる事ができます。
耳を触らせてくれるようになったら耳掃除を行いますが、耳掃除は時間をあけて片耳ずつ、なるべく短時間で終わらせる事を意識して行いましょう。
一度に長く耳を弄られていると嫌がってしまい再度警戒してしまう可能性がありますので注意してくださいね。
子猫の耳にこんな様子がみられる時は要注意!病院に連れて行こう
子猫の耳掃除をしている中で「変な臭いがする時」や「黒い乾いた状態の耳垢が出る時」は雑菌が耳の中で繁殖して病気を引き起こしている可能性がありますので速やかに動物病院で診察を受けることが大切です。
また耳垢に異常がない場合でも子猫が耳を痒そうにしていたりなどの様子がみられる場合も念のため診てもらったほうが安心です。
子猫に毎日元気に過ごしてもらうためそして耳トラブルの早期発見をするためにも、定期的に状態をチェックして耳の中に状況に合わせて耳掃除を行ってあげてくださいね。